AESTHETIC

審美治療

CERAMIC

セラミック治療とは

セラミック治療とは

虫歯の治療などにより歯を削ったところは、保険診療の場合レジンや銀歯で補います。しかし、レジンは着色しやすく、銀歯は金属特有のギラつきがあって目立つという審美的なデメリットがあります。
セラミック治療は非金属製の白い素材を使い、詰め物や被せ物を作る治療です。天然歯のような透明感があり、詰め物などをしたときに見た目が自然に仕上がります。また、2次虫歯になりにくいなどの機能的なメリットもあり、健康的で美しい口内環境を作れます。これまでお使いになっている銀歯にコンプレックスを感じていた方にもおすすめです。自費診療なので価格は高くなりますが、心身両面が充実し健康的になることが期待されます。

アレルギーの心配がないメタルフリー治療

虫歯の治療に銀歯を使うことがありますが、金属がお口の中に入ることで金属アレルギーを発症するリスクが生まれます。セラミック治療はメタルフリーの素材を使用するので、金属アレルギーが起きる心配がありません。生体親和性が高く歯肉などになじみやすく、歯周組織に炎症を起こしにくい素材でもあります。

アレルギーの心配がないメタルフリー治療

MATERIAL

保険診療と
自費診療で選べる
素材の違い

見た目が不自然になりやすい保険診療とは異なり、自費診療は素材の選択肢が広がり美しい歯に仕上がります。

保険診療

  • 前歯

    前歯

    前歯は歯列のなかでもとくに目立ちやすい歯です。裏打ちは金属にして強度を保ちつつ、表側には白いプラスチックを加工します。ある程度の白さに見せることができます。

  • 小臼歯

    小臼歯

    前から4番目と5番目の歯です。プラスチックの被せ物も使用できますが、奥歯のひとつとなりしっかり噛むところなので、金属を使う場合もあります。

  • 大臼歯

    大臼歯

    咀嚼(そしゃく)するうえで中心的な役割をもつ歯です。噛む力が最も強く負荷もかかるため、強度が高い金属を使用します。銀色のギラつきがあり、口をあけたときに目立ちます。

自費診療

  • オールセラミック

    オールセラミック

    白い人工歯質材料であるセラミックを使った治療です。天然歯のように透明感がある白さで、歯列に混じっても遜色のない美しさに仕上がります。金属を含んでいないのでアレルギーの心配がありません。強度も確保していますが、ジルコニアやメタルボンドに比べると劣ります。

  • ジルコニアセラミック

    ジルコニアセラミック

    人工ダイヤモンドとよばれるほどの高い強度をもつ、ジルコニアセラミックという種類を使った治療です。耐久性も高く、奥歯のように強く噛むところも治療できます。セラミックの一種のため金属アレルギーの心配もありません。オールセラミックに比べると光の透過性では劣りますが、奥歯に白い歯を使えるというメリットがあります。

  • メタルボンド

    メタルボンド

    噛む力が強い歯にオールセラミックを適用すると、割れてしまうリスクがあります。こうした問題を解消するのが、内側に金属を使ったメタルボンドです。金属のフレームの上にセラミックを焼き付け、高い強度を確保するとともに白い歯に見せられます。強度と審美性の両方を兼ね備えた治療です。
    ただし、お口の中で使い続けると、歯肉が痩せてきたときに金属部分が露出し目立ってしまう可能性があります。金属が溶け出す心配もあるかと思いますが、貴金属を使用することでこうしたリスクを軽減できます。

  • ハイブリッドセラミック

    ハイブリッドセラミック

    オールセラミックは硬い材質となるため、噛む力が強い奥歯に適用するとご自身の歯にダメージを負わせる可能性があります。セラミックにレジン樹脂を混ぜてセラミックの硬さを和らげたものが、ハイブリッドセラミックです。噛み合わせる歯への負担を軽減し、奥歯にも使用できます。ただし、セラミック特有の透明感がある程度損なわれます。

CEREC

セレックを用いた治療

セラミック治療とは

CAD/CAM技術を利用してお口の中をスキャンし、歯型のデータをもとにセラミックの詰め物や被せ物を作製する治療法です。従来の治療では型取りや作製の工程がありますが、セレックを用いた治療ではコンピューターを使い設計・作製を行ないます。一貫したデジタルシステムにより詰め物などを早く作ることができ、治療期間を短縮できます。

セレックを用いた治療の特長

  • より天然歯に近づいた審美的質感

    さまざまな歯の色に対応し隣接歯に良く馴染むセラミックは審美性に大変優れ、咬み心地や舌触りなど質感も天然歯に近い自然な感覚です。

  • 身体にやさしいセラミック

    金属アレルギーの心配がない全体親和性の高いセラミックは、変色や変形といった心配もなく、安心・安全・身体にやさしい素材です。

  • 通院1日・最短1時間での治療も可能

    「詰め物」や「被せ物」をその場で設計・加工・仮歯不要で衛生的な治療です。症状により異なりますが、通院1日最短1時間での治療も可能です。

    修復物の作製・セットが1日で終わっても、その前後に診療が必要な場合があり、治療後も継続的なメンテナンスを受診いただくことになるので、通院が1回とは限りません。

  • コンピューターによるより精度の高い修復物

    このコンピュータシステムは、従来の手作業に比べ大幅に時間短縮を実現。常に安定した高品質、高精度の修復物を提供することが可能になりました。

セレック治療の流れ

  1. STEP

    01

    スキャン(型取り)

    歯を削ったあとに3D光学カメラを使い、お口の中をスキャンします。従来の型取りのように印象材が固まるまで待つ必要がなく、わずかな時間で型取りが完了します。スキャンしたデータはモニターで確認できます。

    スキャン(型取り)
  2. STEP

    02

    修復部設計

    モニター上に表示された歯型を確認し、歯の形や噛み合わせを調整していきます。立体的な画像なのでさまざまな角度から確認でき、精密さが高まります。設計が終わったら、天然歯に合う色調のセラミックブロックを選択します。

    修復部設計
  3. STEP

    03

    修復物作製

    ミリングマシンという機械(CAM)により、詰め物または被せ物を作製します。コンピューターが設計したデータをもとに、CAMがセラミックブロックを削り出して修復物を形成していきます。精密に型取りしたデータに基づいているので、きれいに整えられます。

    修復物作製
  4. STEP

    04

    口腔内セット

    削り出した修復物は、適切な接着技術によりお口の中でしっかり固定されます。噛み合わせを確認して、治療は完了となります。患者さまの症例によっては、ここまでの工程が1日で終わる場合があります。1日で治療を完了したい方はご相談ください。

    口腔内セット

WHITENING

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは

歯の黄ばみは加齢によるもののほか、日ごろの飲食や喫煙など、さまざまな要因によって起こります。歯磨きやクリーニングで落とせるものもありますが、歯の内側から変色するようなものはなかなか落とせません。
ホワイトニングは、歯の着色の原因となっている色素を薬剤によって分解し、輝くような白さにしていく施術です。この薬剤の成分となっているのが過酸化水素(または過酸化尿素)といわれるもので、歯の表面に付いた着色を落とすとともに、歯の内側にある色素を分解することもできます。パーティーなどへの出席を控えている方や、仕事の都合で歯を白くしたい方などにおすすめです。歯の白さには個人差がありますが、定期的に継続することで美しさを維持できます。

歯の変色の原因とは?

  • 飲食や禁煙による変色

    食べ物や飲み物によっては、頻繁に長く口にしていると着色が進みやすくなります。代表的な飲食物として、カレーや赤ワイン、ケチャップ、チョコレート、コーラなどがあります。また、喫煙の習慣も歯が変色する原因になります。

  • 加齢にともなう変色

    歯の内側にある象牙質という層は、はじめ淡いクリーム色をしています。しかし、加齢によって色が濃くなるとともに、表面のエナメル質が薄くなるのと相まって象牙質の色味が目立つようになります。これが、歯が黄ばむ原因になります。

  • 薬剤による変色

    歯が形成される乳児から7歳くらいまでにテトラサイクリン系の抗生物質を長期的に服用していると、色素が象牙質に沈着することがあります。歯の色が濃くなったり、歯の表面に縞(しま)模様が見えるようになったりします。

  • 神経を取ることによる変色

    虫歯が進行して歯の神経を取る治療(根管治療)を行なった、または歯の神経が死んでしまった場合は、歯に栄養が行き届かなくなります。それにより、象牙質の色味が茶色に変わってきます。

ホワイトニングのメカニズム

  1. STEP

    01

    歯の色が黄色い状態

    歯の内部に多くの色素があり、黄ばんで見えています。歯が変色する原因にはさまざまなものがあります。

    歯の色が黄色い状態
  2. STEP

    02

    ホワイトニング剤を塗布

    ホワイトニングの薬剤を歯に塗布します。過酸化水素などの成分が浸透し、色素を分解します。

    ホワイトニング剤を塗布
  3. STEP

    03

    歯が白く美しく変化

    歯に沈着していた色素が減り、美しい白さに変わっていきます。

    歯が白く美しく変化

ホワイトニングの種類

ホームホワイトニング

患者さまの歯型に合わせて作ったマウスピースと薬剤を使い、ご自身でホワイトニングをしていただく施術です。薬剤を塗布したマウスピースを装着するだけの、簡単な処置になります。1日数時間ほど装着するのを1~2週間続けていただくと、歯の白さを実感できます。患者さまのライフスタイルに合わせて、昼間または夜間に装着するタイプの2種類をご用意しています。
オフィスホワイトニングよりも効果が出るまで時間がかかりますが、歯の白さを長く維持できます。ご希望の白さに仕上がるまでじっくり続けられるホワイトニングです。

ホームホワイトニング

松風ホワイトニングシステム

ふただ歯科クリニックのホームホワイトニングでは、有効性や安全性について確認され、厚生労働省の認可を受けている「松風ハイライトシェードアップ」を採用しています。歯の変色や着色性の汚れなどを取り除きます。近年はホワイトニングを受ける方が増えています。関心がある方はどうぞご相談ください。

松風ホワイトニングシステム

オフィスホワイトニング

歯科医院で行なうホワイトニングです。濃度が高い薬剤を使用するとともに、効果を促進する光を照射する施術になります。1回につき1時間ほどの処置で歯の白さを感じられます。初めて処置を受ける場合はさらに数回続けると、歯の白さをより感じられます。
施術後に歯がしみることがあるほか、もとの色に戻るのも早いというデメリットがあります。短期間で歯を白くしたい方におすすめです。

オフィスホワイトニング

デュアルホワイトニング

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用したシステムです。オフィスホワイトニングを受ける間の期間でホームホワイトニングを続けるという流れで、両方のメリットを手に入れられます。より早く歯が白くなり、そしてより長く効果を維持できます。単独のホワイトニングでは出せない透明感や白さを演出できるので、より美しい歯に仕上げたい方におすすめです。
さまざまなメリットがあるデュアルホワイトニングですが、価格は高くなります。

デュアルホワイトニング

ポリリン酸プラチナホワイトニング

「ホワイトニングはしてみたいけれど、歯にしみたり、痛みが出たりするのが心配…。」「歯にダメージがあるのではないか不安で、なかなか一歩を踏み出せない…。」
当院では、そのようなお悩みをお持ちの方にも安心してご提案できる「ポリリン酸プラチナホワイトニング」を導入しております。このホワイトニングは、歯へのダメージを抑えた身体に優しい「ポリリン酸」という成分を使用するのが大きな特徴です。
歯の表面に付着した着色汚れ(ステイン)を優しく浮かせて取り除くと同時に、歯の表面をコーティングして、輝くようなツヤを与えます。このコーティング作用により、施術後の痛みが少なく、飲食物の色が再び付着するのを防ぐ効果も期待できます。

ポリリン酸プラチナホワイトニング

FAQ

ホワイトニングのよくある質問

ホワイトニングは誰でも受けられますか。

歯にヒビが入っている、または知覚過敏をおもちの方にはおすすめしません。
また、エナメル質や象牙質に形成不全がある場合など、変色の内容によっては充分な効果が出ないおそれがあります。

ホワイトニングの安全性について教えてください。

基本的には歯に悪影響を与えません。薬剤の主成分は「過酸化水素」または「過酸化尿素」というものですが、これらはアメリカの食品医薬品局(FDA)でも安全性や有効性を保証しています。薬剤の塗布が原因でしみることがありますが、多くの場合は治まります。

歯の白さはどれくらいの期間で維持できますか?

ホワイトニングを保つための歯磨きをお使いいただければ、白さを数年間ほど保てるといわれています。ただし、色が付きやすい飲食物を摂取し続けていると、再び着色することがあります。3~6ヵ月ほどの間隔でクリーニングを受けるとよいでしょう。

HYALURONIC

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸を注射によって取り込むことにより、お口周りの気になるほうれい線やシワを改善し、若々しい印象をもたらします。
ヒアルロン酸はとても多くの水分を含む保水性に富んでいます。しかし、年齢を重ねると減少していき、お顔などにシワができやすくなります。そのヒアルロン酸を注入して肌をふっくらとさせ、シワを薄めていきます。
ヒアルロン酸はもともと人の身体に存在している成分なので安全性に配慮されているうえ、メスを使わず表面麻酔によって処置をするので痛みはほとんどありません。
ほうれい線やシワ、下がった口角を改善するほかにも、歯肉をふっくらとさせることもできます。これによって歯と歯肉の間のすき間を目立たなくすることが可能です。

ヒアルロン酸注入はこんな方におすすめです

  • 口周りにシワやほうれい線が目立ってきた気がする
  • 口角を引き上げて若々しい印象にしたい
  • 肌がカサカサになって悩んでいる
  • 歯と歯肉の間にすき間ができて目立ってしまう
  • メスで顔を切るような施術は受けたくない

ヒアルロン酸注入の効果とリスク

ヒアルロン酸注入の効果

  • 気になる部分のシワの改善

    シワが目立つところにヒアルロン酸を注入すると、肌がふっくらとしてシワが目立ちにくくなります。

  • お肌の弾力の回復

    肌にハリとツヤが出てきます。それによって弾力が生まれて若々しい印象になります。

  • 肌の乾燥防止

    ヒアルロン酸の特徴として、1グラムに6リットルほどもの水が蓄積されているといわれています。保水性の機能により、お肌が乾燥するのを防ぎます。

  • 歯肉のすき間の改善

    加齢や歯周炎により、歯と歯肉の間にすき間が生じる場合があります。ヒアルロン酸によって歯肉にボリュームを加え、すき間が目立たないようにします。

ヒアルロン酸注入のリスク

  • 注射による内出血

    注射をすることにより内出血が起きる場合がありますが、もし起きたとしてもメイクで隠せるほどの腫れなので心配ありません。1~2週間ほどで治まります。

  • 顔が張る

    ヒアルロン酸にはリフトアップの効果がありますが、入れすぎた場合には顔が張り、表情をつくりにくく感じられます。当院では適量を注入しますので、ご安心ください。

BOTULINUM

ボツリヌス注射

ボツリヌス注射

食いしばりや歯ぎしり、それに顎関節症などを改善するための施術で、ボツリヌス菌から採取したたんぱく質の成分を精製し、患部に投与します。緊張状態にある咬筋という筋肉の力をコントロールし、歯ぎしりなどの症状を抑えます。また、歯ぎしりや食いしばりに付随して起きる首や肩のこり、片頭痛といった症状が緩和される可能性もあります。
このほかにもお口周りのシワの改善、せり出しているエラの解消といった審美的な効果も期待されます。さらに、インプラント治療後にボツリヌス注射をして、骨とインプラントが結合しやすいようにする働きもあります。歯だけでなくお口周りのトラブルを予防・改善へと導きます。

ボツリヌス注射はこんな方におすすめです

  • 寝ているときに歯ぎしりをしている
  • 歯ぎしりや食いしばりで肩や首がこっている
  • 顎の痛みや口が開閉しにくくなる
    顎関節症に悩んでいる
  • エラが目立っているのを改善したい
  • 口周りのほうれい線やシワを目立たなくしたい

ボツリヌス注射の効果とリスク

ボツリヌス注射の効果

  • 口周りのシワの改善

    筋肉の力が弱まることで、お口周りのほうれい線やシワが目立ちにくくなります。さらに、顎先のシワなども解消する効果が期待できます。

  • 顎関節症の緩和

    咬筋という噛むときに使う筋肉の力を弱めて、顎関節への負担を抑えます。

  • エラの改善

    ボツリヌス注射で緊張状態にある咬筋を緩め、せり出たエラを改善します。

  • インプラント治療

    インプラント治療の際、骨の状態によって手術後にボツリヌス注射をする場合があります。取り付けた仮歯が壊れないように咬筋を弱め、骨とインプラントがしっかり結合するようにサポートします。

  • その他

    咬筋が緊張状態にあると、頭痛や肩こりなどの症状が起こる場合があります。こうした症状を改善するほか、小顔効果や補綴物(詰め物や被せ物)が取れるのを防止する効果も期待されます。

ボツリヌス注射のリスク

  • 注射による内出血

    一般的な注射と同様に、内出血が起きる可能性があります。ただし、もし起きたとしても1週間ほどで治まります。内出血自体もメイクで隠せるほどのものになります。

  • 硬いものを噛みにくくなる

    咬筋の力を緩和させる効果をもたらすため、注射から数日は噛むときに違和感を覚えて硬いものを噛みにくい場合があります。

FAQ

ヒアルロン酸注入、
ボツリヌス注射についての
よくある質問

治療中に痛みはありますか?

痛みを抑えるために表面麻酔をし、注射針を刺すときの痛み自体にも配慮しています。

施術後の注意点を教えてください。

施術をしたあとは、激しい運動、当日の長風呂などをご遠慮いただいています。一時的に腫れが強くなるおそれがあります。
また、お顔をマッサージすると内部の薬液が移動したり、腫れが強くなったりする可能性があります。施術から1週間ほどはお控えください。

ボツリヌス注射に不安があります。

ボツリヌス菌そのものを投与するわけではありません。菌が持っている成分を精製したものになるので、身体に害はありません。安心して施術を受けてください。

副作用について知りたいです。

内出血や注射の痕が残ることがありますが、メイクで隠せる程度のものです。また、1~2週間後には治まります。

アレルギーは起きるでしょうか?

一般的にはアレルギーが起きることはほとんどありませんが、絶対ということはありません。もしアレルギー症状が起きた場合は適切に対応します。

施術からどれくらいで効果が現れますか?

効果が見られる時期には個人差がありますが、多くの場合は数日~1週間ほどで実感できるようになります。効果が持続する期間は3~6ヵ月ほどになります。

VITAMIN

ビタミン注射

ビタミン注射

歯科におけるビタミン注射は、お口の中の健康維持や補助的な処置のために行ないます。特にビタミンB群やビタミンCは歯周病や口内炎の改善、創傷治癒の促進に役立ち、免疫力を高める効果が期待できます。外科処置後の炎症を軽減し、組織の修復を促す目的で使われることもあります。
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、歯肉の健康維持に貢献します。またビタミンB群は細胞の代謝を活性化し、お口の中の炎症を抑える役割をもちます。これらのビタミンを注射で直接体内に取り込むことで、経口摂取に比べて吸収率が高まり、より早い効果が期待できます。
このように、ビタミン注射を定期的に受けることは、お口だけでなく全身の健康にも良い影響を与えると考えられています。

ビタミン注射はこんな方におすすめです

  • 口内炎が頻繁にできる
  • 歯周病にかかっている
  • 歯肉が腫れやすい
  • 疲労を回復させたい
  • 美肌へと改善したい
  • お酒を頻繁に飲む

ビタミン注射の効果とリスク

ビタミン注射の効果

  • 歯周病予防・改善

    ビタミンCの抗酸化作用がコラーゲン生成を促進し、歯肉の健康を維持します。

  • 口内炎の改善

    ビタミンB群が細胞の代謝を活性化し、炎症を抑えます。

  • 術後の回復促進

    傷の治癒を早め、炎症や腫れを軽減します。

  • 免疫力の向上

    ビタミンCの抗酸化作用により、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかるリスクを低減します。

  • 吸収率が高い

    ビタミンを直接体内に投与するため、経口摂取よりも体内に素早く吸収され、即効性を感じられます。

ビタミン注射のリスク

  • アレルギーの発症

    体質によっては発疹やかゆみ、腫れなどのアレルギー症状ことがあります。

  • 注射部位の痛み・腫れ

    針を刺した部分に一時的な痛みや腫れ、内出血を生じることがあります。

  • 過剰摂取のリスク

    脂溶性ビタミン(ビタミンA・Dなど)は体内に蓄積されやすいため、過剰摂取となることがあります。

  • 腎臓への負担

    腎機能が低下している場合、ビタミンCの過剰摂取により腎結石のリスクを高めることがあります。

PRICE

料金

補綴

診療内容・詳細等 料金(税込)
ジルコニアインレー 41,500円
ジルコニアアンレー 53,400円
ジルコニア単層クラウン 29,700円
ジルコニア5層クラウン 83,100円
保険外FMC 59,400円
保険外硬化レジンクラウン 65,300円
形成・型どり料金 5,900円
自費コア 11,800円

形成・型どり料金は1本ずつかかります。※3年保証 (保証条件あり)

▼詰め物・被せ物治療の一般的な治療期間・回数

治療期間:治療期間2週~2ヵ月、治療回数:2~4回

治療期間・回数は症状や治療の進行状況などにより変化します。あくまで参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。

ホワイトニング・クリーニング

診療内容・詳細等 料金(税込)
ポリリン酸プラチナホワイトニング シンプルコース(上下12本) 7,100円
ポリリン酸プラチナホワイトニング スタンダードコース(上下16本) 9,500円
ポリリン酸プラチナホワイトニング デラックスコース(上下20本) 11,800円
クリーニング 3,500円

ホワイトニングは初回は3回行っていただきます

ボツリヌス注射、ヒアルロン酸注入

診療内容・詳細等 料金(税込)
ボツリヌス注射(1本) 44,000円
ヒアルロン酸注入(1本) 44,000円
▼ボツリヌス注射・ヒアルロン酸注入の一般的な治療期間・回数

治療期間:治療期間1週、治療回数:1回

治療期間・回数は症状や治療の進行状況などにより変化します。あくまで参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。

リスク・副作用

詰め物・被せ物治療、セラミック治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 審美治療としてセラミック治療を行なう場合、自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 事前に根管治療(神経の処置)やコア(土台)の処置が必要となることがあります。
  • 治療では歯を削ることがあります。また、知覚過敏を発症することがあります。
  • 抜髄(神経の処置)や抜歯が必要になることがあります。
  • 抜歯や外科処置をともなう場合、出血や腫脹(しゅちょう)を生じることがあります。
  • 治療で歯肉を移植する場合、二次的な出血・疼痛・腫脹(しゅちょう)が見られることがあります。
  • 治療後、自発痛、咬合痛、冷温水痛を生じることがあります。
  • 歯ぎしり・食いしばりなどの癖や噛み合わせによっては、補綴物が破損することがあります。
  • セラミック製の補綴物は、金属製の補綴物よりも歯を削る量が多くなることがあります。
  • 噛み合わせ・歯ぎしりの強い方は、セラミックの破損を防止するため、マウスピースをおすすめすることがあります。

セレックを用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器です。ソフトウェアを利用して歯科修復物のCAD(コンピューター支援設計)またはCAM(コンピューター支援製造)に使用します。
  • この機器を使用して行なう修復物の作製は自費診療(保険適用外)となることがあります。その場合は、保険診療よりも高額になります。
  • 患者さまの症状によっては、この機器での治療を適用できないことがあります。
  • お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。
  • 補綴物の作製・セットが1日で終わっても、その前後に診療が必要な場合があり、治療後も継続的なメンテナンスを受診いただくことになるので、通院が1回とは限りません。

ホワイトニング、松風ホワイトニングシステムを用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 「松風ホワイトニングシステム」で使用する「松風ハイライト ホーム」は薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器であり、過酸化尿素10%配合のホームホワイトニングシステムです。
  • 審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
  • 色の白さの度合いには、個人差があります。
  • ホワイトニング後、一定期間、色素の沈着が顕著になるとの報告がされています。
  • ホワイトニング後、24時間は、着色物質(カレー・コーヒー・ワイン・タバコなど)の摂取を控えてください。ホームホワイトニング施術期間中も同様です。
  • ホワイトニング処置中や処置後に、痛みや知覚過敏の症状が生じることがあります。
  • ホワイトニングの薬剤に対してアレルギーのある方は、薬剤で口腔粘膜に異常が起こることがあります。その際は、すぐに使用を中止してください。
  • ホームホワイトニングはご自分で行なうため、どのような仕上がりになるか予想がつきにくく、歯の白さの調整が難しくなります。
  • ホームホワイトニングでの器具の使用方法や薬剤量などが正しく守れているかご自分での判断が難しい場合は、歯科医師または歯科衛生士に相談ください。
  • 詰め物や被せ物が多い方は、ご自分の歯との色の差が目立つようになることがあります。その部分の色をご自分の歯に近づけることは可能ですが、時間と費用が必要です。
  • 入れ歯や差し歯など、人工歯は白くできません。
  • 被せ物を装着している歯には適用できません。
  • 歯にひびが入っていると、薬剤の影響により歯髄にダメージを与えることがあります。
  • 抗生物質の影響により歯の変色が著しい方は、ホワイトニングの効果が出にくい場合があります。
  • 「無カタラーゼ症」の方は、薬剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がないため、ホワイトニングはできません。
  • 薬剤の影響があるため、妊娠中や授乳中の方は控えてください。

ヒアルロン酸注入にともなう一般的なリスク・副作用

  • 審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 注入の際は細い注射針を使用するので、内出血を起こす場合があります。 通常はメイクで隠れる程度ですが、大切な用事の前などには避けていただくことをおすすめします。
  • 入浴や運動などで、注入した部位の血流が良くなると、腫れ、赤み、かゆみが生じることがあります。そのため治療後24時間は、激しい運動、長時間の日光浴、サウナ、飲酒などはお控えください。
  • 治療効果には個人差があります。効果がすぐに実感できる方もいれば、なかなか現れないという方もいます。
  • 治療効果は長期間持続するものではありません。持続期間は、注入部位や注入量などによって異なりますが、約半年~1年です。
  • ヒアルロン酸を用いた歯肉再生治療については、症状によってはご提供できない場合があります。 歯周病や歯肉炎などにかかっており、歯肉の状態が悪い場合、まずは歯肉の治療から始めます。

ボツリヌス注射にともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 効果には個人差がありますが、一般的には3〜6ヵ月程度となり、永続的ではありません。
  • 注射の際、痛みや腫れ、内出血を起こすことがあります。
  • 注射2〜3日後に一時的に噛み疲れのようなだるさを感じることがあります。
  • A型ボツリヌス毒素は熱に弱いため、施術直後は激しい運動、サウナ、長風呂、飲酒など汗をかくような行為は控えてください。
  • A型ボツリヌス毒素が拡散してしまう可能性があるため、施術後しばらくは顔のマッサージを控えてください。
  • アレルギー症状が出ることがあります。
  • 過剰投与すると効果が低下することがあります。
  • 緊張筋以外の部位に投与すると、食事をとりにくくなることがあります。
  • 筋弛緩作用のある薬を内服中の方には、施術できないことがあります。
  • 妊娠中の方、授乳中の方、妊娠の疑いがある方には施術できません。

ビタミンC注射のリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • 注射するので、一時的に刺入部位やその周囲の痛み、内出血などが起こることがあります。
  • 一時的に吐き気や頭痛などを発症することがあります。
  • 一時的に眠気を催したりボーっとすることがあります。
  • 水分の過剰摂取になるため、心不全、腎不全の方は受けられません。
  • 赤血球の破壊作用があるため、グルコース6リン酸脱水素酸素欠損症の方は受けられません。
  • 妊娠中の方は受けられません。