IMPLANT

ふただ歯科クリニックのインプラント

「歯がなくなった方」「しっかり噛める生活」
「食事を楽しみたい方」
IMPLANT

秋田で納得の
インプラント治療を

  • インプラント30年以上
  • 毎年200件以上の実績
  • 様々なお悩みに対応

インプラント治療とは、失った歯に代わり、人工の歯を機能させるための治療法です。人工の歯根(インプラント体)を顎骨の中に埋め込み、それを固定源にして人工歯(上部構造)をセットします。
インプラント体を埋入するためには手術を要しますが、骨とインプラント体が結合することによって人工歯が安定します。食べ物を噛んですり潰す、おしゃべりをする、といった口腔機能が回復して、天然歯に近い感覚で過ごせます。入れ歯やブリッジに比べると強く噛めるほか、見た目も自然になるなど審美面のメリットもあります。自費診療のため価格は高くなりますが、自然な歯を手に入れたい方におすすめです。現在使っている入れ歯などに不満があるという方のご相談もお受けしています。

インプラント治療のメリットとデメリット

メリット

  • 天然歯のように自然な見た目になる
  • 硬いものを食べる、歯を食いしばる、などが可能になる
  • 治療後の違和感が少なく、外れる心配あまりない
  • 顎骨にインプラント体を埋入することで骨に刺激が伝わり、痩せるのを防ぐ
  • 定期的なメンテナンスによって噛み合わせを長く保てる

デメリット

  • 個人差があるものの、一般的に治療期間が長くなる
  • 全身疾患などによっては手術を受けられない可能性がある
  • 自費診療のため価格が高くなる
  • 治療後は丁寧な歯磨きや、半年に1回以上のペースで定期メンテナンスを受ける必要がある

セカンドオピニオンを受け付けています

いまの医療機関で受けているインプラント治療に
不安や疑問がある方へ

現在受けている治療について、ほかの医療機関で意見を聞くことをセカンドオピニオンといいます。いまの医療機関で受けている治療に不安や疑問がある場合、ほかの歯科医師に見解を求められます。ふただ歯科クリニックではこうしたセカンドオピニオンを実施しており、フラットな立場から現在の症状と治療法について意見をお伝えします。セカンドオピニオンは、患者さまが納得して治療を受けるというプロセスのために有効な方法だと考えています。治療を受けるかどうかの判断材料として、ぜひご利用ください。

セカンドオピニオン

ふただ歯科クリニックのインプラント治療の特徴

インプラントを入れたその日に
噛める

インプラントの埋入手術後は、埋めたインプラント体と顎骨が結合するのを待つ治癒期間に入りますが、この期間は歯がない状態になります。当院では手術をしたその日に仮歯をつけるので、インプラントを埋入したその日から噛むことができます。約3ヵ月にわたる治癒期間中でも普段どおり食事ができ、見た目も崩れないので快適に過ごせます。

インプラントを入れたその日に噛める

他院で入れたインプラントも
対応可能

ほかの歯科医院で入れたインプラントについても、治療できる可能性があります。現在お使いのインプラントにお悩みや不具合がありましたら、ご相談ください。
また、インプラント治療に関するセカンドオピニオンも受け付けています。ほかの医療機関で提案されている治療内容について、意見を聞きたいという方のお問い合わせもお待ちしています。

他院で入れたインプラントも対応可能

ストローマンガイドシステムの利用

3Dシミュレーションソフトを使って手術用のテンプレート(ガイド)を作製します。ガイドではインプラント体を埋入する位置や角度、深さなどが示されており、適切にインプラント体を埋入できます。精密な手術が可能になり、血管や神経などへのダメージを抑えて手術を進行できます。また、低侵襲で治療ができて、患者さまの負担軽減にもつながります。

ストローマンガイドシステムの利用

徹底した手術へのこだわり

患者さまがご納得して治療を受けることが大切だと考え、検査内容の段階からわかりやすくお伝えします。また、治療方針や治療計画については何度も確認し、安全性に配慮した手術を実施しています。手術が不安な患者さまのために、静脈内鎮静法をご用意しています。麻酔科医が生体モニターを常にチェックし、より安全に手術を進められる体制を整えています。

徹底した手術へのこだわり

完全院内技工による補綴物の作成

当院ではインプラントの補綴物を院内技工所で作成しています。院内技工所で作成することで、高精度な補綴物の提供と治療期間の短縮を実現することができます。
また、院内の技工士と歯科医師が密に連携することで、患者さまごとの細かな調整が可能となり、適合性や審美性の高いインプラントの補綴物を作成ができます。外部委託の必要がないため、コストや納期の管理がしやすく、安定した品質の補綴物を提供できる点も大きな利点です。

完全院内技工による補綴物の作成

インプラント治療の流れ

  1. STEP

    01

    歯科用CTによる検査

    歯科用CTで撮影します。お口の中を3Dで再現し、断層画像によって顎骨の状態や血管、神経の位置を把握します。

    歯科用CTによる検査
  2. STEP

    02

    ストローマンガイドシステムを用いた診断

    モニター上で手術のシミュレーションを行ない、診断および治療計画を立てていきます。ストローマンガイドシステムによって、手術をより安全に進められます。

    ストローマンガイドシステムを用いた診断
  3. STEP

    03

    カウンセリングと治療方針の説明

    ストローマンガイドシステムによる診断や治療方針を、患者さまにお伝えします。治療法や価格などを、モニターを使いながらわかりやすく説明します。現在の状態や今後の治療スケジュールなどをご理解いただきたいと考えています。質問や疑問がありましたら何でもお聞きください。

    カウンセリングと治療方針の説明
  4. STEP

    04

    インプラント埋入手術

    手術方法には「1回法」と「2回法」という2種類があります。これは手術の回数を表しますが、患者さまの骨の状態を考慮してどちらにするか判断します。
    2回法の場合、最初の手術から2~3ヵ月ほど経過したタイミングで、埋入したインプラントの一部を歯肉の上に出すための処置をします。

    インプラント埋入手術
  5. STEP

    05

    治癒期間

    埋入手術のあとは、インプラント体と顎骨が結合するのを待つ期間に入ります。期間は3ヵ月ほどになります。この間は仮歯を使えるので噛むことができ、見た目も大きく崩れません。

    治癒期間
  6. STEP

    06

    歯の型取り

    インプラント体と顎骨が結合したのを確認したら、歯の型取りを行ないます。型を取ったら、人工歯にあたる上部構造を作製し、フィットするように噛み合わせや色合いなどを調整します。

    歯の型取り
  7. STEP

    07

    上部構造の装着

    完成した上部構造を取り付け、最終的な調整をして治療は終了になります。治療後はインプラントを長くお使いいただくために、定期的なメンテナンスを受けていただきます。また、ご自宅でのケアについてもお伝えします。

    上部構造の装着

インプラント治療
解説動画

インプラント治療の内容や進行について、
わかりやすく解説しています。
ぜひご覧ください。

PROGRAM

インプラント
宿泊治療プログラム

インプラント宿泊治療プログラム

インプラント埋入手術と宿泊をセットにしたプログラムをご用意しています。多様な実績に基づいたインプラント治療をご提供するため、遠方からお越しの患者さまがゆとりをもって手術を受けられる体制を整えています。信頼のおける宿泊施設とタイアップしていますので、リラックスしてお過ごしいただけます。宿泊費はインプラント治療の価格に含まれています。

治療スケジュール例

下顎の場合

期間は3泊4日となります。インプラントを埋入する手術から、最終的な上部構造のセットまで行ないます。

上顎の場合

まず、インプラント体を埋入する1次手術を1泊2日で行ないます。その後はインプラント体と骨が結合するのを待つため、6ヵ月ほど普通に過ごしていただきます。
骨とインプラント体が結合したら、1泊2日で2次手術を実施します。その後、2週間ほど普通に過ごしていただきます。
日帰りで仮歯を取り付けます。その後は2週間ほど普通の生活を送っていただきます。
最後に1泊2日で最終的な上部構造をセットし、調整をして治療は終了になります。

宿泊施設&食事について

宿泊施設は、大曲駅から徒歩3分のところにある「グリーンホテル大曲」、お食事は同施設の1階にある「和台所 花」をおすすめしています。こちらの料理長は当院でインプラント治療を受けた経験があるため、患者さまの立場としてどのようなお食事が合うかを検討できます。ご予算とお好みの食べ物をお伝えいただければ、治療後でもおいしく召し上がれる食事をご用意できるかと思います。患者さまが食べやすいような、秋田の郷土料理を召し上がれるかもしれません。

宿泊施設&食事について

ALL ON 4

オールオン4

オールオン4

インプラントは人工歯根を1本ずつ埋入する手術になり、多くの歯を治療すると体への負担が大きく費用もかかってしまいます。オールオン4は多くの歯を失った方向けのインプラント治療で、最少4本のインプラントで人工の歯列を支える治療法です。奥に位置するインプラントを骨が残っている部分へ斜めに埋め込むので、骨を移植せずに治療できます。人工の歯列であるブリッジをしっかり固定できるため強く噛めて、見た目も自然になります。現在使っている入れ歯にお悩みがある方もご相談いただけます。
ふただ歯科クリニックでは、抜歯からインプラントを埋入する手術、そして仮歯を装着するまでの流れを1日で実施できます。手術するその日に仮歯が入り、噛むことができます。

オールオン4のメリット・デメリット

メリット

  • 自然な見た目の歯に仕上げられる
  • 噛む力が強く、歯を食いしばったり硬いものを食べたりできる
  • しっかり固定されて天然歯に近い機能が期待できるため違和感を抑えられ、外れる心配も少ない
  • インプラントの働きによって噛んだ刺激が骨に直接伝わり、骨が痩せてしまうのを防げる
  • 毎日のケアとメンテナンスを継続することで、長く健康的に使うことができる

デメリット

  • 患者さまの健康状態によっては手術を実施できない場合がある
  • 毎日のケアや、少なくとも半年に1回のメンテナンスを続ける必要がある
  • 自費診療なので費用がかかる

オールオン4の治療の流れ

  1. STEP

    01

    検査および準備

    患者さまのお口の状態を調べる検査をします。レントゲン撮影をして治療計画を立案し、歯型を取って噛み合わせをチェックし、あらかじめ仮歯を作製します。

    検査および準備
  2. STEP

    02

    インプラント埋入手術

    抜歯が必要な歯がある場合は、まず抜歯をします。必要な本数のインプラントを歯肉に埋入します。麻酔をして実施するので手術中は痛みをほとんど感じません。

    インプラント埋入手術
  3. STEP

    03

    休憩

    インプラントを埋入したあとは、しばらくお休みいただきます。

    休憩
  4. STEP

    04

    仮歯の装着

    インプラントを埋入してから数時間すると、仮歯を装着できる状態になります。抜歯から仮歯の装着まで1日で行なえますが、お口の状態によっては仮歯を翌日以降に装着する場合があります。

    仮歯の装着
  5. STEP

    05

    最終ブリッジの装着

    インプラントを埋入してから6ヵ月ほどして、最終的に使用していただくブリッジを装着します。

    最終ブリッジの装着

オールオンファイブ(All on 5)、オールオンシックス(All on 6)

オールオンファイブやオールオンシックスは、多くの歯を失った方へご提案するインプラント治療法の一つです。片顎の全ての歯を4本のインプラントで支える「オールオンフォー」を基本とし、さらにインプラントの本数を5本または6本に増やすことで、より強固に人工の歯を支えます。

多くのインプラントで支えることで、噛む力をより広範囲に分散させることができ、安定性が向上します。これにより、インプラントや顎の骨にかかる負担を軽減し、長期的な安心感につながります。顎の骨の状態が比較的良好な方や、より天然の歯に近い、しっかりとした噛み心地を求められる方に適した選択肢です。患者様一人ひとりのお口の状態を精密に検査した上で、最適な本数をご提案いたします。

オールオンファイブ(All on 5)、オールオンシックス(All on 6)

OVERDENTURE

インプラント
オーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャー

すべての歯が抜けている、または数本残っているケースにおいて、数本のインプラントを使いアタッチメントで入れ歯を固定する治療法です。通常の入れ歯のように取り外しが可能でありながら、安定性が高くしっかり噛めるのが特長です。アタッチメントはいくつかの種類があり、お口の状態などに応じて適切なタイプを選択します。
現在、総入れ歯をお使いの方で、外れやすい、硬いものをしっかり噛めないなどのお悩みをおもちの方にもおすすめです。一般的な総入れ歯よりもサイズを抑えて装着感が良く、ズレにくくできています。歯肉に吸着させる総入れ歯よりも強く噛むことができ、食事やおしゃべりをより楽しめるようになります。また、発音もしやすくなります。

アタッチメントの種類

  • ロケーターアタッチメント

    インプラントに取り付けたロケーターという留め具に、同じくロケーターをセットした入れ歯をボタンのようにパチッと留めるアタッチメントです。入れ歯が外れにくく、見た目も自然に仕上がります。

  • ドルダーバーアタッチメント

    特注のバーでインプラント同士を連結させ、入れ歯の内側にセットしたクリップで固定します。挟み込む設計なので安定性が高く、入れ歯をしっかり固定できます。見た目も自然になります。

BONE
GRAFTING

骨が足りない方の
インプラント治療

骨が足りない方のインプラント治療

インプラント治療は、顎骨にインプラント体を埋め込む手術が必要になります。しかし、歯周病が原因で歯が脱落したケースでは、骨の吸収も進行している場合があります。そうするとインプラントを埋入するのに高さや幅が足りなくなってしまいます。
こうした患者さまにもインプラント治療をご提供できるようにする方法として、骨造成治療があります。骨が足りない部分にご自身の骨を移植するなどし、骨の再生を促します。骨造成の方法は、骨を少しだけ増やすのか、広い範囲で増やすのか、といった状況によって適切な治療を選択します。
インプラントの土台となる骨をしっかり再生させて、インプラントを固定できる状態にまで回復させます。

骨造成治療の種類

  • GBR(骨誘導再生法)

    GBR(骨誘導再生法)

    骨が欠損した箇所は、「線維芽細胞」という骨にならない組織が増殖しやすい傾向にあります。それを防ぐために、患部をメンブレンという膜で覆い、その内部に自家骨などを詰めて骨の再生を促すのがGBRという治療です。線維芽細胞の侵入を防ぎながら、骨を作る「骨芽細胞」が増殖する環境を作り、骨の形成を促進します。

  • サイナスリフト(上顎洞底拳上術)

    サイナスリフト(上顎洞底拳上術)

    上顎の骨を増やすための治療です。頬側の歯肉を切開して、露出した顎骨の側面を丁寧に削って穴をあけます。上顎洞という空洞のスペースが見えますが、骨との間にあるシュナイダー膜を慎重に押し上げます。新たにできた空間に自家骨などを入れて骨の再生を促します。多くの骨を再生させたいケースに適用されます。

  • ソケットリフト(上顎洞底拳上術)

    ソケットリフト(上顎洞底拳上術)

    サイナスリフトと同じように、上顎の骨を再生させるための治療法ですが、増やす骨量が少ないケースに適用できます。インプラントを埋入するところの骨に穴をあけ、シュナイダー膜を慎重に押し上げます。新しくできた空間に自家骨などを入れ、さらにインプラントを埋入します。骨が再生するのと一緒にインプラントも結合します。

  • CGF再生療法

    CGF再生療法

    患者さまの血液を遠心分離器にかけ、成長因子や血小板を多く含むフィブリンという物質を生成します。このゲル状のかたまりをCGFと言います。CGFは傷の回復を促進させる機能があり、CGFで作った膜で骨を覆うなどすることで骨の再生が促進されます。ご自身の血液由来なので感染のリスクが軽減され、安全性に配慮した治療ができます。

FLAPLESS

インプラントガイドシステムを
使用したフラップレス手術

インプラントガイドシステムを使用したフラップレス手術

一般的なインプラント埋入手術では歯肉を切開しますが、フラップレス手術は歯肉を切開せずに治療を進行します。ストローマンガイドシステムによって治療のシミュレーションを作製し、インプラントを埋入する位置や深さなどを事前に決定します。さらに、手術用のガイドを作ることにより、歯肉の切開や剥離、そして最終的な縫合などをせずにインプラントを埋入できます。
インプラントを埋入する際には歯肉に小さな穴をあけ、そこにインプラント体を埋入します。出血や腫れを抑えることができ、肉体的、そして精神的な負担を軽減します。高血圧や糖尿病などの全身疾患をおもちの方でも、治療を受けられる可能性が高くなります。

フラップレス手術の特長

  • 予知性・安全性の向上

    立体的な画像によって事前に治療のシミュレーションを作製でき、インプラントを埋入する位置や角度、深さなどを決定できます。血管や神経になるべくダメージを与えず、安全性に配慮した形でプランを立てられます。また、治療により長期的にどのようなことが起こり得るのかを計算でき、予知性をもたせることが可能になります。

  • オペ時間・治癒期間の短縮

    手術用のガイドであるサージカルテンプレートを使い、シミュレーションどおりにインプラントを埋入できるようになります。さらに、歯肉を切開しないフラップレス手術が可能となり、侵襲を抑えるのと同時に手術に要する時間を短縮できます。出血や腫れなどの症状を軽減でき、縫合の必要もないので通院回数が少なくなります。

  • 即時負荷

    サージカルテンプレートを使って手術をすることで、治療の前に精密なプロビジョナル(仮歯)を作製できます。フラップレス手術は体への負担を抑えられ、手術をした当日に仮歯を入れることが可能です。歯がない状態で過ごさずに済み、口元の見た目が自然になるとともに、食べ物を噛むこともできます。

よくあるご質問

インプラント手術は怖いのですが、痛みはありますか?

手術中は局所麻酔をしっかりと効かせてから行いますので、痛みを感じることはほとんどありません。ご希望の方には、うたた寝のようなリラックスした状態で手術を受けられる「静脈内鎮静法」もご用意しており、恐怖心が強い方でも安心して臨んでいただけます。手術後、麻酔が切れてから2〜3日は痛みや腫れが出ることがありますが、お出しする痛み止めで十分にコントロールできる場合がほとんどですのでご安心ください。

治療が完了するまで、どのくらいの期間がかかりますか?

治療期間は、お口の中の状態や骨の硬さ、治療計画によって異なりますが、一般的には3ヶ月〜1年程度が目安となります。インプラントを顎の骨に埋め込む手術後、骨とインプラントがしっかりと結合するまで数ヶ月の治癒期間を置きます。その後、最終的な人工の歯を取り付けて治療完了となります。骨を増やす処置が必要な場合は、さらに期間が必要になることもあります。カウンセリングにて詳しい流れと期間をご説明します。

他の医院で「骨が少ない」と言われたのですが、インプラントは無理ですか?

諦める必要はありません。インプラントを埋め込むためには一定量の骨の厚みや高さが必要ですが、もし足りない場合でも「骨造成(こつぞうせい)」という骨を補う治療法があります。ご自身の骨や、骨のもとになる材料を用いて骨の量を増やすことで、インプラント治療が可能になるケースは多くあります。当院ではCTによる精密な検査を行い、骨造成が必要かどうかを正確に診断いたしますので、まずは一度ご相談ください。

手術後の痛みや腫れが心配です。なるべく負担の少ない方法はありますか?

はい、手術後のご負担を少しでも減らしたいという方のために、当院では「フラップレス手術」という選択肢もご用意しています。これは、歯茎を大きく切開するのではなく、インプラントを埋め込むための小さな穴だけを開けて行う手術法です。傷口が小さいため、術後の痛みや腫れを大幅に軽減でき、身体へのご負担が少なく回復も早いのが特徴です。ただし、適応できる条件があるため、まずはご相談ください。

入れたインプラントを長持ちさせるには、どうすれば良いですか?

インプラントを長く快適にお使いいただくためには、治療後のケアが非常に重要です。インプラント自体は虫歯になりませんが、歯周病に似た「インプラント周囲炎」という病気にかかるリスクがあります。これを防ぐため、ご自宅での丁寧な歯磨きはもちろん、歯科医院での定期的なメンテナンスが不可欠です。お口のプロとして、インプラントの状態の確認や専門的なクリーニングを行い、大切な歯を一緒に守っていきます。

インプラント治療は何歳までできますか?持病があっても大丈夫ですか?

インプラント治療に、基本的に年齢の上限はありません。大切なのは年齢そのものよりも、顎の骨が健康な状態であるか、また外科手術に耐えられる全身状態であるかです。高血圧や糖尿病などのご持病をお持ちの場合は、かかりつけ医と密に連携をとり、お体の状態をしっかりと管理しながら、安全に治療を進めていきます。ご不安な点がある方も、まずは一度カウンセリングにてお話をお聞かせください。

PRICE

インプラント治療の料金

診療内容・詳細等 料金(税込)
浸潤麻酔 16,500円
静脈内鎮静法 104,500円

予備手術

診療内容・詳細等 料金(税込)
骨造成(GBR) 100,000円~
上顎洞挙上術(サイナスリフト) 220,000円
ソケットリフト 88,000円

インプラント手術

診療内容・詳細等 料金(税込)
スタンダードインプラント
(浸潤麻酔、手術、仮歯、補綴、インプラント体代込み)
※患者さんの口腔内により上部構造の材料は変わります
※3年保証 (保証条件あり)
429,000円~
シングルインプラント
(浸潤麻酔、手術、仮歯、補綴、インプラント体代込み)
※1本欠損、咬合力、歯並び、骨量・骨の幅・硬さ・高さが正常である場合に限る
308,000円~

All-on-4(オールオン4)

インプラント4本埋入
(静脈内鎮静法、浸潤麻酔、手術、仮歯、補綴、上部構造)

診療内容・詳細等 料金(税込)
人工歯 上下顎各 1,980,000円
ハイブリット 上下顎各 2,310,000円
ジルコニア 上下顎各 2,640,000円

患者さんの口腔内により上部構造の材料は変わります。※3年保証 (保証条件あり)

All-on-5(オールオン5)

インプラント5本埋入
(静脈内鎮静法、浸潤麻酔、手術、仮歯、補綴、上部構造)

診療内容・詳細等 料金(税込)
人工歯 上下顎各 2,090,000円
ハイブリット 上下顎各 2,420,000円
ジルコニア 上下顎各 2,750,000円

患者さんの口腔内により上部構造の材料は変わります

All-on-6(オールオン6)

インプラント6本埋入
(静脈内鎮静法、浸潤麻酔、手術、仮歯、補綴、上部構造)

診療内容・詳細等 料金(税込)
人工歯 上下顎各 2,200,000円
ハイブリット 上下顎各 2,530,000円
ジルコニア 上下顎各 2,860,000円

患者さんの口腔内により上部構造の材料は変わります

▼一般的な治療期間・回数

【インプラント治療】治療期間:4~7ヵ月、治療回数:6~15回
【骨造成】治療期間:4~6ヵ月、治療回数:2~3回

治療期間・回数は症状や治療の進行状況などにより変化します。あくまで参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。

リスク・副作用

インプラント治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
  • 高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
  • 手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
  • 手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
  • 手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
  • 手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
  • インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
  • 毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。

ガイドシステムを用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • サージカルテンプレート(手術用テンプレート)を作製することで、インプラントの埋入位置・方向・角度・深さの精度と正確性を向上させられます。
  • 低侵襲での治療が可能ですが、術後に腫れや痛みが現れることがあります。